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オーロラの彼方へ [旅]

星野道夫さんの「オーロラの彼方へ」に書かれていた一文が

ずっと頭の中に残っていた。

「毎年三月になると、オーロラの撮影のためルース氷河に入った。

ここは宇宙と対話ができる不思議な空間だった。四〇〇〇~

六〇〇〇メートルの高山に囲まれた氷河の上で過ごす夜。暗黒

の空を生き物のように舞う冷たい炎。それは、壮大な自然の劇場

で、宇宙のドラマをたった一人の観客として見るような体験だった。

ぼくはこの時間を誰かと共有したかった。感受性の鋭い子どもの

頃にこんな風景を見ることができたなら、どんなに強い記憶として

残ってゆくだろう。たとえオーロラが現れなくてもいい。氷河の上で

夜を過ごしながら圧倒的な空間の中で、降るような星を見せてあげ

たかった。子どもの頃に見た風景がずっと心の中に残ることがある。

いつか大人になり、さまざまな人生の岐路に立った時、人の言葉で

はなく、いつか見た風景に励まされたり勇気を与えられたりすること

がきっとあるような気がする。(引用)」

人生が変わるような旅をしてみたい。

2009年12月、息子が10歳になる冬休みに家族でオーロラを見に

行こう。(そのためにも2008年診断士合格するぞ!)

Michio's Northern Dreams (1) オーロラの彼方へ PHP文庫 (ほ9-1)

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  • 作者: 星野 道夫
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2005/11/02
  • メディア: 文庫


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